頭が賢くなる?子供にDHAは必要なの?
DHAサプリやEPA効能効果を調べても、あまりこれらの情報って出てこないですよね。
これは日本には薬事法があり、
頭が良くなるとか、
賢くなるとか、
健康になるとか、
血液がドロドロからサラサラになる!!・・・・・・・なおdの表現が出来なからでしょうね。
日本ではお薬以外は効果効能を書いてはいけなし、
もし製品を売っている会社がそんな事を書けば、行政に怒られちゃうわけです。
でもDHAEPAの効果って何かなー。医者はどう思っているんだろう?
そう思って色々調べたら良い記事がありました。
「魚を食べると頭がよくなる」という話があるのをご存じでしょうか」
その中心となるのは、青魚やまぐろの脂身などに豊富に含まれている「DHAドコサヘキサエン酸)」です。
この DHA が脳神経の働きに大きな影響を与えることが、数多くの研究により明らかにされています
なかでも世界的に認められているのは、胎児や乳幼児にとっての DHAの重要性です。
脳の発達と DHA
DHA は青魚やまぐろなどの魚油に豊富に含まれている脂肪酸です。
脂肪酸にはいろいろな種類がありますが、DHA には①低温でも液体のまま固まらない、②細胞膜の柔軟性を保つ、③血液脳関門(脳にダメージを与えるものを通さない仕組み)を通過して脳に、入る、④海馬(記憶や学習をつかさどる脳の器官)に多い、⑤眼の網膜に多く含まれる。などの特徴があります
このうち DHA の脳に関係する部分だけを簡単にまとめると、食べもので摂った DHA は消化吸収されて血液の流れに乗り、脳に入ります。
そして、神経細胞の細胞膜の主な成分となって膜の柔軟性を保ち、記憶や学習などの脳の働きを高めている、といえます
頭がよくなるということは、神経の発達、あるいは神経のネットワークがよくなることです。
神経細胞の発達はお母さんのおなかの中にいる胎児期から始まり、
生後 8カ月のころに最大になり、成人期まで続きます。
神経細胞のネットワーク形成のようすは脳の重さに関係しています。
脳の重さは生後 1 年くらいで生まれたときの 2.5 倍くらいになり、ネットワークづくりが進みます」と清水先生は述べています。
神経が発達するときには、細胞膜の材料となる DHA が必要とされます。
胎児期から乳児期にかけて、
脳に含まれる DHA 量を測ってみると、妊娠 20 週ごろから徐々に増えていきます。
赤ちゃんの誕生は妊娠 40 週ごろ、このグラフの 90 週ごろが生後 1 歳、140 週ごろが 2 歳に当たります。
胎児期から乳児期にかけて脳の DHA 量は増え続けますから、このことからも脳の発達に DHA が深く関係していることが分かります。
DHA の神経発達に対する効果は、子どもの成育時期により異なります。
乳児期早期は、視覚機能の改善、顔を見分ける能力に 影響します。
乳児期後期や幼児期になると、神経運動発達や、複数の中から同じものを選ぶといった脳の認知能力、作業記憶に影響します。